アンジェスいい話

アンジェスいい話

vol.1 | 帰宅願望から一変。アンジェスにいたい

2018年7月2日UP

ご夫婦ともに全盲のA様。奥様の入院をきっかけに、二人だけの生活を心配された家族様からご相談がありました。

しかしご本人たちは「自宅でできる」と入居を強く拒否され…。

「アンジェスなんか絶対に行かない。」と拒否。

ご夫婦ともに全盲のA様。奥様が腰痛で入院され、二人での生活を心配された家族様からアンジェスの入居をご相談いただきました。

奥様の退院カンファレンス中、話はアンジェスの入居に向かっておりました。しかし、旦那様がいきなり「アンジェスなんか絶対に行かない。自宅で生活できる。」と主張。その後も頑なな姿勢を崩さず、カンファレンスも途中退席され、入居自体あやぶまれる状況に。

娘様や遠方のご親族様からの説得により、とりあえず入居することになりましたが、ご夫婦はしぶしぶといった様子でアンジェスでの生活が始まりました。

自宅と同じライフスタイルで安心感を

入居当初は新しい環境への不安から、頻繁にスタッフを呼び出しては「家に帰りたい」「自分でできる」と訴え、イライラが止まらない様子でした。

全盲であるお二人の心情を理解すべく、スタッフは障碍者支援を学び、ご夫妻の気持ちに寄り添う姿勢で接していきました。

ご自宅に近づける環境に整備するため、在宅時に利用されていた障碍者支援サービスを継続し、担当者会議ではいくつもの事業所が集い、ご本人様のためのプランを作成。人間関係も以前と同じになるように配慮しました。

また、A様から「頭の中に地図ができれば道を覚えて誘導なしでも移動できる。」と聞き、食堂までの道順やナースコールの位置など「アンジェスの地図」を描けるまで何度もお声がけをしました。

アンジェスでもできるだけ自宅と同じライフスタイルで過ごしていただけるよう工夫した結果、ご夫婦の日々に安心が生まれ、コールも少なくなりました。

「アンジェスのほうがいい。ずっとここにいたい。」

今はお二人の頭の中の「アンジェスの地図」も完璧で、だれよりも早く食堂にやってきて体操を楽しみにされております。ご夫婦本来の明るさも取り戻され、レクリエーションのときは、得意のエレクトーンを披露されるほど、すっかり馴染んで生活しておられます。

お二人のエピソードで印象的だったのは、とある障碍者施設に見学に行かれた帰り、私たちアンジェスのスタッフにおっしゃた言葉。「アンジェスのほうがいい。ここにずっといたい。」と。

気持ちに寄り添い、あきらめずに何度も挑戦するスタッフの姿勢が、お二人に届いたと感じたお言葉でした。